新月伐採

山桜の家のすみつけも大詰めです。明日であらかた終わりそうです。
プレカット全盛のこの時代になぜすみつけ刻み？と思われる方も大勢いると思いますが、一言では言い表せませんが、丈夫で長持ちする家づくりにはやっぱり昔ながらのこれです。材料を吟味し家の隅々までおさまりを想像することにより、きれいにおさまり、何より大工もその家に対して愛着がわきます。

今回使用する材木は静岡県天竜の「新月伐採」の杉。
新月時、月が小さくなるころに木を切り天然乾燥して出荷します。
新月の時に伐採した木はシロアリが付きにくく耐久性が向上するそうです。
地球の神秘です。林業家の昔の言い伝えに月の暗いうちに木は切れと言われていたそうです。
その良さが今、科学的に証明されてきているそうです。
NPO法人『新月の木国際協会
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