ちょうな
Mar.09.2013
赤松の梁をチョウナで仕上げました。
ちょうなとは聞きなれない道具ですが、日本古来より使われてきた大工道具です。
主に丸太を製材する時などに使います。
今では機械化が進みめったにお目にかかることがなくなった道具の一つです。
本来は仕上げに使う道具ではないですが、チョウナで、はつった表情は他では出せない何とも美しい木目が現れます。
江戸時代に贅沢禁止令という制度があり庶民の建てる建物では、カンナで柱や梁を仕上げる事が禁止されていたそうです。
現在ではチョウナ仕上げは贅沢仕上げになってしまいました。