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木造軸組み工法
Nov.28.2013

本日のコナラハウス 吹く風が冷たく冬の訪れを感じます。

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そんな中、大工はチョウナがけに励んでおります。
オリジナルティンバーなどと申して取り組んでいる木組みですが、もとは木造軸組み工法を
少しアレンジしたものです。ですから日本古来の工法と一緒です。

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子供部屋の梁をチョウナがけ中・・・(まがっていて個人的にはお気に入り♡)
お隣は和室に架かります。
皆違う表情の材なので棟梁がどう見せるか想像しながら決めていきます。

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伝統的な和の木組みを、そうでなく見せるといった発想でコナラハウスができました。
伝統的で繊細な手仕事というよりも、少しラフな感じでまとめています。
古材づかいや、ちょっとした装飾、ペイントなど・・・
そして
ダイナミックな空間に梁がかかり、チョウナの表情が陰影を出す・・・
やはり職人の手仕事があって、いい家が出来るのだと感じます。

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チョウナがけはとても手間がかかり大変です。
ですがプレカット工場ではやってもらえません・・・難しい木組みも、やはりプレカット工場内にて職人が手刻みするそうです。
機械では限界があるんですね。。。
人の手がつくり出し、他には同じものが一つもない材料となります。
大変ですが続けていこうと思っております。そして同じような想いの方々にも是非がんばってほしいものです。
職人さんにエールを送ります!日本の住宅がもっともっと良いものになるように。

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                             mie
以下ウィキペディアからの引用です。
木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法(でんとうこうほう)を簡略化・発展させた構法で、在来工法(ざいらいこうほう)とも呼ばれている。
木造枠組壁構法(2×4工法)がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造であるのに対し、木造軸組構法では、主に柱や梁といった軸組(線材)で支える。