槍鉋
Feb.11.2023
先日、槍鉋(やりがんな)を使った柱の制作のお問い合わせをいただきました。
皆さん槍鉋をご存じでしょうか。
見た目はまさに槍ですが、飛鳥時代から使われてきた伝統的な大工道具のひとつです。
世界最古の木造建築「法隆寺」の再建の際に、柱の削り肌を再現するため
宮大工の西岡棟梁により復元された道具です。
木の表面を平らにすることもさざ波のような模様にすることもでき、
やわらかさ あたたかみ など台鉋とは違った素材の風合いが出せるそうです。
大切に継いでいきたい技術ですね。
小形社長に少し削ってもらいました。